"Not a Number" エントリを調べる
r=isnan(x)
実数または複素数のベクトルまたは行列 r : 論理値のベクトルまたは行列
isnan(x)
は,
x
の"Not a Number"のエントリに対応するエントリに真,
x
の通常のエントリに対応するエントリに偽を含む
論理値のベクトルまたは行列を返します.
このパラグラフでは,この関数が存在する理由を記述します.
ここで,浮動小数点数x
について考え,
この数が非数(Not A Number)かどうかを知りたいを仮定します.
条件(x==%nan)
は,
x
が%nan
の場合に
falseとなります.
これは,関数isnan
が有用な理由です:
この関数により,
その値を%nan
と実際に比較することなく
浮動小数点数がNaNであるかどうかを調べることができるようになります.
以下の例では,%nan
が特に変わった
比較特性を有することを確認し,isnan
関数の結果と比較します.
以下の例では,NaNでない値y
を
配列 x
から展開します.
x = [1 2 %nan 3 %nan 4] k = find(~isnan(x)) y = x(k) | ![]() | ![]() |